「日本を魅了するスペイン人指揮官」 徳島→浦和に渡った知将に海外注目「雄叫びを見せた」
今季徳島をJ2優勝に導いたR・ロドリゲス監督、来季は浦和に就任
今季J2徳島ヴォルティスをリーグ優勝に導いたスペイン人指揮官リカルド・ロドリゲス監督は、来季からJ1浦和レッズへの就任が発表された。そんななか、スペイン大手紙は「日本を魅了するスペイン人指揮官、リカルド・ロドリゲス」と見出しを打ってスポットライを当てている。
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2017年に徳島に就任したR・ロドリゲス監督は、4シーズン目となった今季でJ2初優勝を達成。総得点数、最少失点数でリーグ2位と、Jリーグ初挑戦ながら徳島を攻守において強力なチームに仕上げた。一方、来季から浦和への就任が発表されており、今季10位に終わった強豪クラブの再建を託された。
そんななか、スペイン紙「AS」は「日本を魅了するスペイン人指揮官、リカルド・ロドリゲス」と見出しを打ち、「(16日の第41節)大宮を1-0で撃破した時、R・ロドリゲスの心臓はかつてないほど激しく鼓動した。スタッフと選手全員と抱擁した後、雄叫びを見せた」と昇格の瞬間を振り返っている。
一方で「当時は誰も予想していなかったが、R・ロドリゲスはすでにエリートチームの椅子を確保していた。その数日前にスペイン人指揮官は今後2シーズンにおける浦和との契約を内定していた」と説明し、「当然ながら、徳島は契約更新を試みたが、R・ロドリゲスは徳島での日々にピリオドを打つ時期が来たことを悟っていた」と指摘している。
また、「浦和に同行させるのは通訳者1人だけで、埼玉では新しいコーチングスタッフと働くことになる」と説明。今季は徳島を昇格させた英雄となったが、来季は徳島に敵将としてJ1の舞台で立ちはだかることになる。
(FOOTBALL ZONE編集部)