プレミア「2020年ベスト11」を英識者が選出 ソン・フンミンを「外す選択肢はない」

プレミア「2020年ベスト11」が選出された【写真:Getty Images & AP】
プレミア「2020年ベスト11」が選出された【写真:Getty Images & AP】

ネビル氏とキャラガー氏が2020年の“11人”を選出、リバプールから最多6選手

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」の解説を務める元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏と元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏が、プレミアリーグの「2020年ベストイレブン」を選出。昨季王者のリバプールから最多6選手が選ばれたなか、今季リーグ2位タイの11ゴールを奪っているトッテナムの韓国代表FWソン・フンミンが名を連ねている。

 世界中のスター選手が集うプレミアリーグ。識者2人のセレクトによる「2020年ベストイレブン」には、昨季30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリバプールから最多6選手が選ばれた。そして2番目に多く選ばれたのがトッテナムの2人で、イングランド代表FWハリー・ケイン、韓国代表FWソン・フンミンという今季絶好調の前線コンビが名を連ねた。また、昨季プレミアリーグMVPを受賞したマンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネも、4-3-3の中盤の一角に組み込まれている。

 リバプールの昨季優勝の原動力となった“トリデンテ”からは、エジプト代表FWモハメド・サラーのみの選出となり、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、セネガル代表FWサディオ・マネが外れた。

 その理由についてネビル氏は、「ソンとマネは、甲乙つけがたい。彼らについてネガティブなことは何もない。両者ともに間違いなくワールドクラスだ。世界中のどのクラブであっても、ソン、マネは欲しいだろう。バルセロナ、レアル・マドリード、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド……世界中のすべてのクラブが2人を欲しがるよ」と両者を称えた。そのうえで、ソン・フンミンを選出した理由について、「ゴールとアシストの数、そしてチームの総合力を考えれば、ソンはより難しい環境で良くやった。ソンを選出したけれど、そこにマネの落ち度はない。彼はここに入っていてもおかしくない」と、選考が難しかったことを明かしている。

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