「毎試合奇妙なことが…」 低迷アーセナル、アルテタ監督はシティに完敗で“危機感”露わ「残念な夜」
アーセナルはカップ戦でシティに1-4の敗戦 「状況を変えなければ」
プレミアリーグで不調のアーセナルがリーグカップでも王者マンチェスター・シティに敗れ、準々決勝敗退となった。長引くスランプにミケル・アルテタ監督は「毎試合奇妙なことが起きている。残念な夜だ」と肩を落としている。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」が報じた。
プレミアリーグで7試合勝利なし(2分5敗)と勝利から遠ざかるアーセナルはリーグカップ3連覇中のシティをホームに迎えた。リーグ戦の悪い流れを断ち切りたいところだったが、王者を前に撃沈した。
開始3分の失点はフランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットのゴールで返したものの、後半に入るとアルジェリア代表MFリヤド・マフレズに勝ち越しゴールを献上。さらにイングランド代表MFフィル・フォーデン、フランス代表DFアイメリク・ラポルテにもゴールを許し、1-4と完敗を喫した。
UEFAヨーロッパリーグはグループリーグ6戦全勝で駆け抜けた一方、国内では勝てない日々が続いている。アーセナルを率いるアルテタ監督は「我々は状況を変えなければいけない。そのことは疑いの余地がない。それができなければ大きなトラブルになる。今がシーズンの行方を決めるときだ」と危機感を募らせている。
「選手たちがどれだけ努力しているのか、何をしようとしているのかを私は見てきた。我々には状況を変えるだけのものがあるが、今は毎試合多くの奇妙なことが起きていて、それが物事を難しくしている」
指揮官にとっては想定外の出来事が起きているようだ。アルテタ監督は「残念な夜だ。試合開始2分で簡単なゴールを許してしまった。今の我々にとって、この相手にそのようなことをしては難しい」と王者シティ相手に許した早々の失点を悔やんだ。
先週末のリーグ戦から長期離脱中だったU-23ブラジル代表FWガブリエル・マルティネッリの復帰という明るいニュースもあったが、依然として不調のアーセナル。アルテタ監督への風当たりも強まるなか、この苦境を乗り越えることはできるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)