“プレミア最強2トップ”を英レジェンド絶賛 ソン・フンミン&ケインは「ワールドクラス」
コンビで生まれたゴールはすでに「12」 シアラー氏が阿吽の呼吸に賛辞
ジョゼ・モウリーニョ監督率いるトッテナムを牽引するのは、イングランド代表キャプテンのFWハリー・ケインと韓国代表FWソン・フンミンだ。プレミアリーグ歴代最多得点記録を保持する名手アラン・シアラー氏をして「2人はワールドクラスのフォワード」と、この2トップを称賛している。英公共放送「BBC」が報じた。
プレミアリーグ第14節まで終えた時点でソン・フンミンがリーグ2位タイの11得点、ケインが5位タイの9得点とゴールを量産している2人。個々のパフォーマンスはもちろん、そのコンビネーションの良さも際立っている。
プレミアリーグ通算260得点でリーグ歴代最多得点記録を保持する元イングランド代表FWシアラー氏は、この2トップが揃って世界屈指の実力者であると認め、阿吽の呼吸でゴールを重ねる姿に賛辞を送っている。
「(ソン・フンミンとケインの)2人はワールドクラスのフォワードだ。お互いが同調し、ボールが届く前から相手が何をしているのかを頭の中で把握しているので、どちらか一方が見つければいいんだ。
ソン・フンミンが非常に正確であるということは、彼は彼のために作られたチャンスを無駄にすることがほとんどないことを意味している。その逆もまた然りだ」
シアラー氏はさらに「彼らのパートナーシップは、私がイングランド代表でテディ・シェリンガムと組んだ時のことを思い出させる」と、現役時代の自らの経験を引き合いに出して2人のことを語っている。
「テディが低い位置でボールを持つと、私を見つけようとしてくれることは分かっていた。だから私は走り出すことができた。ケインと一緒の時のソンは、それと全く同じことをしている」
ソン・フンミンとケインのコンビで生まれたゴール(一方のアシストからもう一方が得点したもの)は今季すでに12得点もあり、1994-95シーズンにブラックバーンでシアラー氏とクリス・サットン氏のコンビが打ち立てた13得点のリーグ記録にあと「1」に迫っている。その連係の良さをシアラー氏も絶賛する“プレミア最強2トップ”は、記録をどこまで伸ばすことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)