「再びボールを…」 リバプールDFファン・ダイクの現状に母国注目「合理的に動いている」
長期離脱が決まってから約2カ月、ボール使用しリハビリに励む動画をアップ
リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは現在、右膝の前十字靭帯損傷で長期離脱している。全治までに6カ月から8カ月ほど必要と報道されていたなか、ファン・ダイク本人がリハビリ中の動画を公開。海外メディアは「再びボールを蹴られることを示した」と、その様子に注目している。
ファン・ダイクは、10月17日に行われたプレミアリーグ第5節のエバートン戦(2-2)でイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードのタックルを受けて負傷。途中交代を余儀なくされ、翌日には右膝前十字靭帯の損傷で手術を受け、全治6カ月から8カ月ほどと発表された。
守備の大黒柱であるファン・ダイクの長期離脱が決まってから約2カ月、チームはプレミアリーグで直近10戦負けなしと奮闘を続けているなか、本人がツイッターで1本の動画をアップ。「Step by step..(一歩ずつ一歩ずつ)」と綴られた投稿に添えられた動画には、ボールを使ってリハビリを進めている姿が映っている。
モノクロ映像の中でファン・ダイクは、リフティングやパス練習に励んでおり、リハビリが順調に進んでいることを窺わせている。この姿に、オランダ紙「De Telegraaf」は「フィルジル・ファン・ダイクは回復に力を入れている」と見出しを打ち注目。「ファン・ダイクは回復に向けて懸命に取り組んでいる。オランダの29歳のキャプテンは合理的に動いており、今再びボールを蹴られることを示し、SNS上でのビデオで共有した」と綴っている。
今月初めにも、リハビリに励んでいることをSNS上で報告していたファン・ダイク。復帰はもうしばらく先になりそうだが、今回の動画がファンを安心させる要素一つになったに違いない。
page1 page2