ミランの「冬の補強」11選を伊メディア選出 “当たり”&“外れ”に振り分けられたのは?
元祖・怪物ロナウドや悪童カッサーノの名前も…
その1年前は、元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトのパリ・サンジェルマンへの移籍と、元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス獲得の動きがあったものの消滅し、結果的にミランは元アルゼンチン代表FWマキシ・ロペスの獲得となった。
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2011年1月にやってきたのは、現在に至るまで最後のリーグ優勝となったシーズンで、それを決定づけるキーマンになった元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノだ。現在は引退し、コメンテーターとしてイタリアサッカー界に的確かつ厳しいコメントをしている。
あまり強い印象を残さなかったが、“怪物”こと元ブラジル代表FWロナウドも2007年1月の移籍でミラン入りしていた。レアルでCL出場していたためリーグ戦に専念してチームを支える選手として活躍し、結果的にミランのCL制覇に貢献したという意見も根強い。
その1年前、元イタリア代表FWクリスティアン・ヴィエリをフランスリーグのモナコへ放出したのと入れ替わりでやってきたのが、元ブラジル代表FWアモローゾだった。1993年のJリーグ開幕時にヴェルディ川崎(当時)のサテライトにいたことでも知られるストライカーは、ミランでは4試合1ゴールと不発に終わり、半年間で母国のコリンチャンスへと移籍した。
1997年12月に契約がまとまった元イタリア代表FWマウリツィオ・ガンツは、特にインテルとのダービーマッチでの活躍が印象深かった。そして、のちに日本代表を率いたアルベルト・ザッケローニ監督によるリーグ優勝の中心メンバーになった。
最後に紹介されたのはガンツと同時期に加入したFWフィリッポ・マニエーロで、わずか3ゴールでシーズン終了時にチームを去ったと寂しく紹介された。
こう見ても、大きな成功を収めた選手もいれば期待外れに終わった選手もいる。冬の移籍市場は即戦力であるかどうかが強く求められるが、イブラヒモビッチの負担を軽減できるだけの選手を獲得することができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)