ミランの「冬の補強」11選を伊メディア選出 “当たり”&“外れ”に振り分けられたのは?
“最新”のイブラヒモビッチは、今季首位に立つチームの原動力に
現在、イタリア・セリエAの首位を走る名門ACミランは、冬の移籍市場で元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの負担を軽減できるストライカーを獲得するか検討しているとされる。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、過去に冬の移籍市場でミランに加入して活躍したアタッカーを特集している。
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11人が選出されたうち、「まずは彼から始めよう」と紹介された人物こそ、昨季の冬の移籍市場で加入したイブラヒモビッチだ。前所属の米MLS(メジャーリーグサッカー)ロサンゼルス・ギャラクシーとの契約満了に伴い加入すると、後半戦だけなら優勝したユベントスに匹敵する勝ち点を得たチームを牽引。さらに今季も首位に立つチームの原動力になっている。
その1シーズン前にやってきたのが、前半戦にジェノアで大ブレイクしていたポーランド代表FWクシシュトフ・ピオンテクだった。ミランに加入したシーズン後半戦も活躍は見せたが、翌シーズンは不振に陥ってイブラヒモビッチと入れ替わるようにして移籍した。
2016年1月にミランに“復帰”したのが元ガーナ代表MFケビン・プリンス・ボアテングだった。当時「10番」を元日本代表MF本田圭佑がつけるなかでやってきた元10番のボアテングは、11試合に出場して1ゴールと期待に応えたとは言い難い。一方の本田も批判を受けることの多いミランの低迷期だった。
その1年前、元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスの退団との入れ替わりでやってきたのが、元イタリア代表FWマッティア・デストロだった。ローマからの期限付き移籍でやってきたシーズン後半戦では3ゴールを挙げたが、買い取りオプションは行使されずに翌シーズンからボローニャへ渡った。
大成功を収めたアタッカーの1人が、2013年1月にやってきた当時のイタリア代表FWマリオ・バロテッリで、13試合で12ゴールという強烈な成績でチームを3位に導いて翌シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。