伊紙のスタメン予想　不動の右サイドハーフで大一番に挑む

　ACミランの日本代表FW本田圭佑が、9日の首位ユベントス戦での先発復帰が確実な情勢になっている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が両チームの予想スタメンを公開し、本田は右サイドハーフでの出場が見込まれている。

　前節のアタランタ戦は、日本代表のゲームで負傷した影響により欠場した。公式戦の連続スタメンは17試合で途切れたが、1試合の欠場を挟んで不動のポジションに復帰する見込みだ。

　ミランは定番の4-4-2システムが予想されている。ユーベも同じ布陣の採用が予想され、本田とマッチアップする左サイドバックにはブラジル人DFアレックス・サンドロの起用が見込まれている。

　そのなかで、FWエムベイエ・ニアングが交通事故による負傷で離脱して以来、混迷を極めている前線は、FWカルロス・バッカとパートナーを組むのがFWマリオ・バロテッリだと予想された。前節スタメンのルイス・アドリアーノはPKによる先制ゴールを決めたものの、同紙のデータではボールタッチがわずかに20回と、GKジャンルイジ・ドンナルンマを含めたミランのスタメン選手で最少と、機能しているとは言い難かった。シニシャ・ミハイロビッチ監督は王者相手の一戦を、“悪童”の爆発力に賭けるのだろうか。