サラーは「リバプールでハッピーではない」 元チームメートが暴露
スペイン移籍の可能性を本人が否定せず CLミッティラン戦でキャプテンを任されなかったことも理由か
昨季のプレミアリーグを制覇し、今季も14試合を終えて首位に立っているリバプール。リーグ連覇に向けて良いスタートを切っているが、エースのエジプト代表FWモハメド・サラーは現状に不満を抱えていると海外メディアが報じている。
昨季のプレミアリーグで34試合出場19得点10アシストを記録したサラーは、スペイン紙「AS」の取材でレアル・マドリードやバルセロナへの移籍について問われ、可能性を否定しなかった。また、同記事ではUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のミッティラン戦でキャプテンを任されなかったことに「とても落胆した」とも明かしている。
この記事を受け、本人に真意を問いただしたのが、かつて「エジプトのジダン」の異名をとった元エジプト代表MFモハメド・アブトレイカ氏だ。英メディア「GIVE ME SPORT」によると、同氏は衛星放送「ビーイン・スポーツ」に対し、次のように語ったという。
「私はサラーがリバプールでハッピーではないことを知っている。彼はその理由についても教えてくれた。でも、その詳細は秘密であり、公にすることはできない。ただ、理由の一つにミッティラン戦でキャプテンを務められなかったことがあるよ」
「もし、サラーがレアル・マドリードやバルセロナでプレーしていて、リバプールで示しているのと同じプレーを見せていたら、バロンドールも勝ち得ただろう。だからこそスペイン紙がレアル・マドリードやバルセロナへ行くことを質問するのは、普通のことだ」
19日のプレミアリーグ第14節クリスタルパレス戦、リバプールはサラーの代わりに先発出場した日本代表MF南野拓実がプレミア初ゴールとなる先制点を挙げ、7-0と大勝を収めた。途中出場したサラーも2得点1アシストを記録して存在感を発揮したが、近い将来、クラブを離れる選択をする可能性もあるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)