イブラが「大バカ野郎」と酷評するファン・ハール マンU移籍実現の鍵は監督交代か

マンUが今夏の獲得を熱望も、カリスマとオランダ人指揮官は”犬猿の仲”

 マンチェスター・ユナイテッドはパリ・サンジェルマン(PSG)所属のFWズラタン・イブラヒモビッチの獲得を熱望しているが、“犬猿の仲”であるルイス・ファン・ハール監督が辞任しなければそのミッションは困難だと、英紙「デイリー・テレグラフ」が伝えている。

 6日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝第1戦、PSG対マンチェスター・シティで、イブラヒモビッチはPKを失敗したものの、前半41分にゴールキックからのパスを受けた相手MFフェルナンドの隙を見逃さず、抜け目なくゴールを奪った。またリーグアンでは、今季の欧州主要リーグで一番乗りとなる30点目を挙げて得点ランキング首位を独走している。

 そんなイブラヒモビッチはリーグ優勝直後にプレミア移籍を熱望する発言をしたこともあって、イングランドの強豪クラブがこぞって獲得に乗り出しているとも報じられている。代理人を務めるミノ・ライオラ氏は「ズラタンが何を望んでいるのかは知っている。CL決勝でプレーし、そこで勝利をものにできるクラブだ」と語り、英国史上最高額の年俸51億円を獲得の条件に設定したとも言われている。

 名乗りを上げているクラブの中でも、特にご執心なのはユナイテッドだ。現在CL圏内の4位マンチェスター・シティと勝ち点差1の5位につけるチームは、来季補強の目玉としてスウェーデン人ストライカーに照準を絞っている。しかし獲得には大きな障壁があり、それが現在指揮を執るファン・ハール監督との確執だという。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング