「最も安定感がある」 堂安律、好調維持で攻撃を活性化…ドイツ誌称賛「勢いづけられる存在」
堂安律がフル出場したシャルケ戦は1-0で勝利
日本代表MF堂安律の所属するビーレフェルトは19日、ブンデスリーガ第13節でアウェーのシャルケ戦を戦い、1-0で勝利した。試合後の堂安のコメントをドイツ専門誌「キッカー」が報じている。
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オランダの名門PSVからビーレフェルトにレンタル移籍している堂安は、この試合も右サイドハーフで先発出場を果たす。2試合勝利のなかったビーレフェルトは、今季未勝利と低迷し、フーブ・ステフェンス監督を解任したばかりのシャルケに対して優勢に試合を進めたが、なかなかゴールが奪えなかった。それでも後半8分にドイツ人FWファビアン・クロスがゴールを奪うと、このゴールが決勝点となり、1-0で勝利している。
この試合、堂安はサイドからクロスを供給し、何度かチャンスを演出。フル出場を果たして3試合ぶりの勝利に貢献した。ブンデスリーガはウインターブレイクに入るため、次節は2021年に入ってから行われる。中断前の試合を勝利で飾ったビーレフェルトだが、ここまでは3勝1分9敗で、1部2部入れ替えプレーオフに進出する16位となっている。「キッカー」は、堂安について「攻撃面で勢いづけられる存在であり、最も安定感がある」と評価し、コメントを報じた。
「この試合に勝利することができて、とても嬉しい。僕たちには大きなプレッシャーがかかっていたけれど、これまで以上に練習をして、戦うことができた。前の試合でも良い試合ができていたけれど、今回は勝ち点3を取ることができた。賢く戦わなければいけなかった。負けていたら、何も得られなかった。冬の短い休みの前に、勝利することが重要だったし、新年をフレッシュで迎える推進力にもなる」
中断前に残留争いを繰り広げている相手から挙げた勝利を喜んだ堂安。ドイツでも着実に評価を高めており、再開後、さらなる活躍が期待される。
(FOOTBALL ZONE編集部)