日本の“天敵”ケーヒル、南野&香川を称賛 プレミア名門に在籍「僕も尊敬している選手たち」

南野はテクニック面も戦術面も「プレミアのレベルを十分に兼ね備えている」
そしてケーヒル氏は、南野が世界最高峰のプレミアリーグでプレーすることだけでなく、結果を残すこともできるだろうと今後を予見した。
「テクニック面も戦術面も、そのレベルを十分に兼ね備えていると思う。おそらく、スピードやフィジカル面の強さに適応するのが、難しいのだろう。それでもアジアの選手は、プレーに関与し、変化を加えることができる。たとえば、香川真司はイングランドではあまり評価されなかったかもしれないけど、僕は良くやったと思っている。彼はリーグに新しい特長をもたらしていたし、すべてを兼ね備えていた。選手はそれぞれ異なるし、技術も違えば、どこでどうプレーしたいかも違う。それでも、世界のトップクラブで自分を示した。
マンチェスター・ユナイテッドにリバプール。そんな世界最高峰のクラブでプレーすれば、最高のチームがあり、最大のプレッシャーがかかる。そうした経験をしている選手たちが、日本代表に戻ってプレーすることで余裕を持てるだろう。最終的には活躍できるスター選手だと思うし、彼ら2人は僕も尊敬している選手たちだよ」
すでに日本人選手たちが、プレミアリーグに新たな影響を与えていると話すケーヒル氏。周囲の期待がますます高まっているなかで、冷静にアジア出身の選手が置かれている状況を分析しながら、さらなる成功に期待を寄せていた。