C大阪強化部長、香川真司への復帰の“打診”について言及 「声は掛けている」「彼次第」
C大阪森島社長、梶野強化部長が取材に応じて香川について言及
セレッソ大阪は20日、来季の新監督にレヴィー・クルピ氏の就任を発表した。この日、森島寛晃社長と梶野智強化部長がオンライン取材に応じ、現在無所属の状態が続いているMF香川真司に復帰の打診をしていることを明かした。
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香川は2006年にC大阪でプロキャリアをスタートさせ、10年にドルトムントへ移籍。マンチェスター・ユナイテッドを経て14年にドルトムントに復帰した。昨夏にはドルトムントからサラゴサに加入し、念願のスペインの舞台に降り立った。しかし、開幕当初は先発出場を重ねていたものの、中盤からは出場機会が減少。チームも昇格を逃し、戦力刷新の必要性が指摘されていたなか、香川はEU圏外枠であることに加え、高給に見合うパフォーマンスを発揮できなかったこともあり、両者合意のうえでの退団が決定した。香川は現在も所属クラブが決定しておらず、無所属の状態が続いている。
この現状を受けて、梶野強化部長は現在も香川に復帰の打診をしていることを明かした。
「今シーズンのはじめにも話をしたが、香川真司選手も乾貴士選手も我々は彼らが戻ってこられるように、と思っている。セレッソから海外にいってセレッソで活躍して引退していただけるのが一番望んでいること。(今も)声は掛けている。我々としては今夏にも声を掛けたし10月にも(声を)掛けた。今も(声を)掛けているし、香川選手はフリーなので、どのタイミングでも入れると思うので、彼次第であるとは思う」
来季からは香川のC大阪時代の恩師でもあるクルピ氏が古巣の新監督に就任。香川の新天地はJリーグとなるのか。去就はさらに注目が集まりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)