元ブルガリア代表DF、引退表明の佐藤寿人へ“惜別投稿” 「ベストストライカーの1人」
2007~10年に広島で共闘したストヤノフ氏が元同僚・佐藤へ感謝「喜びだった」
J2ジェフユナイテッド千葉の元日本代表FW佐藤寿人は、19日に今季限りでの現役引退を発表した。広島時代の同僚で、千葉のOBでもある元ブルガリア代表DFイリアン・ストヤノフ氏が、「日本フットボール界のベストストライカーの1人」と惜別のメッセージを送っている。
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ジェフユナイテッド市原(当時)の下部組織で育ち、2000年にトップ昇格を果たした佐藤は、02年セレッソ大阪、03年ベガルタ仙台を経て、05年から広島に移籍。16年まで在籍し、現在日本代表を率いる森保一監督が指揮を執っていた12年、13年、15年にはJ1制覇を成し遂げた。17年に名古屋グランパスへ、19年から古巣の千葉に復帰。歴代2位のJ1通算161得点、歴代最多のJリーグ通算220得点、J2と合わせて12年連続2桁得点を達成し、08年にはJ2で、12年にはJ1で得点王を掴み取った。
日本を代表するストライカーの佐藤だが、今季は9試合2得点。38歳FWは、21年のキャリアに幕を閉じることを決意し、19日に今季限りでの現役引退を発表した。
現役選手たちから引退を惜しむ声が続々と上がるなか、2007年8月から2010年まで広島で共闘したストヤノフ氏が自身のツイッターで、「日本フットボール界のベストストライカーの1人! 君とプレーできたのは喜びだった。ありがとう、ヒサ!」と感謝を綴った。
投稿では、2007年3月25日にナビスコカップ(現ルヴァンカップ)の予選リーグ第2戦・千葉対広島の試合中に同じ一枚に収まったショットを公開しており、ファンからも感動の声が上がっている。
いかに佐藤がファンや選手たちから愛され、尊敬されているかを如実に物語っていると言えるだろう。