メッシ、ペレに並ぶ1クラブ通算634得点 “サッカーの王様”も祝福 「歴史的な記録」
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バレンシア戦で同点弾を叩き込み、バルサ通算634得点をマーク
バルセロナは現地時間19日に開催されたリーガ・エスパニョーラ第14節バレンシア戦を2-2のドローで終え、ホームで勝ち点3を得ることはできなかった。首位戦線をうかがうためには痛い結果となったが、エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが偉大な記録を打ち立てている。
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試合は前半29分にバレンシアに先制を許したものの、アディショナルタイムにメッシのスルーパスからフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが抜け出し、ペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。このPKキッカーを務めたメッシは相手GKに止められたものの、こぼれ球をスペイン代表DFジョルディ・アルバが折り返し、メッシが珍しく頭で押しこんだ。
バルサはその後、後半7分にDFアラウホが鮮やかなジャンピングボレーを決めたものの、後半24分に隙を突かれて同点に追いつかれ、勝ち点3を奪いきれなかった。首位アトレティコ・マドリード追撃のためには痛いドローとなったものの、メッシのゴールは「バルサでの通算634ゴール」となり、一つのクラブで打ち立てたゴール数の記録としては“サッカーの王様”ペレのサントス時代に並ぶ偉業となった。
この記録について、ペレは自身のインスタグラムを更新。「リオネル、歴史的な記録をお祝いしたい。何よりもバルセロナでの美しいキャリアも称えたい。我々のように、一つのクラブを長い間愛するというストーリーは、残念ながらますます珍しくなるだろう。リオネル、君を尊敬している」など綴っている。
今夏の移籍市場では退団は確定路線と目されたメッシだが、残留したことで今回の記録樹立につながった。年明け以降も去就についての報道が多くなると見られるなかで、メッシはどのような足跡を刻んでいくのか。
(FOOTBALL ZONE編集部)