「マジ泣ける」 名古屋、9年ぶりACLへ導いた魂のキープ→“弾丸ミドル”に反響「えぐい!」
終盤の決勝ゴールで3位死守 山﨑の絶妙な落としから前田が左足を振り抜く
名古屋グランパスは19日、J1リーグ最終節でサンフレッチェ広島と対戦し、本拠地の豊田スタジアムで1-0と勝利した。これで勝ち点を「63」に伸ばし3位の座を死守した名古屋は、来季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得。チームを9年ぶりのACLへと導いたFW前田直輝の決勝ミドル弾には、ファンから「アジアへ導いた一撃」「思わず涙出てきた」など称賛の声が寄せられている。
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名古屋は前節まで5戦無敗(3勝2分)と勝ち点を積み重ね、ACL出場圏内の3位で最終節を迎えた。4位セレッソ大阪とは勝ち点1、5位鹿島アントラーズとは同2と熾烈な争いが繰り広げられてきたが、名古屋は勝てば自力で3位を確定できる状況だった。
そうしたなかで迎えた広島戦は、慎重に試合を進めたこともあり手堅い試合内容に。双方ともにチャンスを迎えながら決めきれず、0-0のまま迎えた試合終盤の後半41分に歓喜の瞬間が訪れる。
敵陣左サイドでMF稲垣祥が鋭い出足でボールをカットすると、大外に位置するMFマテウスへパス。ブラジル人アタッカーはドリブルでカットインし、右斜め後方に位置していたDF吉田豊へ渡す。すると吉田はワントラップ後、わずかなコースを見つけてペナルティーエリア内で相手DFを背負ったFW山﨑凌吾へ縦パスを通すと、最後は落としたボールに走り込んだ前田が左足を振り抜き強烈なミドルシュートをゴール左隅に突き刺した。
チームをACL出場に導いたこの決勝ゴールを、DAZN公式ツイッターが「#前田直輝 ゴラッソ!! 名古屋が3位確定!!!」と綴って動画を投稿すると、ファンが反応。「アジアへ導いた一撃」「神」「ホイッスルの瞬間、思わず涙出てきた」といった声のほか、「山﨑の完璧な仕事がマジ泣ける」「前田のゴラッソもよかったけど山崎のボールキープもえぐい!」とアシストした山﨑への称賛も目立っていた。
また名古屋公式ツイッターのゴール速報にも、「見事なフィニッシュ!」「あつい!」「上手すぎる!」「嬉しくて涙でたよ」などサポーターの叫び声が殺到。この前田の一撃が決勝点となり、1-0で勝利した名古屋が来季ACL出場権を手に入れた。アジアの舞台でも、ここ一番で勝負強さを発揮する前田の左足は輝きを放ってくれるはずだ。