「なんて才能だ!」 ドルトムント16歳FWムココ、“ロケットのような”史上最年少弾に海外称賛
ドルトムントは1-2で敗戦も…至宝ムココが記録更新となる“ゴラッソ”
ドルトムントの至宝、U-20ドイツ代表FWユスファ・ムココがブンデスリーガの歴史に新たな歴史を刻んだ。18日に行われたブンデスリーガ第13節ウニオン・ベルリン戦でプロ初ゴールを奪い、16歳28日でリーグ最年少得点記録を大幅に更新した。
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前節ブレーメン戦(2-1)でプロ初先発を飾るなど、ここまでブンデスリーガで5試合に出場していたムココ。ウニオン・ベルリン戦ではエディン・テルジッチ新監督の下で2試合連続スタメン出場を果たした。
ムココは前半終了間際にポスト直撃のシュートを放つなど積極的にゴールを狙っていたなか、1点ビハインドで迎えた後半15分に待望の瞬間が訪れた。ポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロのスルーパスに抜け出してペナルティーエリア内左でパスを受けると、左足でシュート。強烈な一撃がニアサイドをぶち抜き、ゴールネットを揺さぶった。
ムココのプロ初ゴールはブンデスリーガ史上最年少弾というメモリアルなものとなった。16歳28日での得点は、レバークーゼンのFWフロリアン・ヴィルツが記録した17歳34日の記録を大幅に塗り替えている。
ドルトムントの至宝の快挙にメディアも賛辞を送っている。衛星放送「FOXスポーツ」のツイッターは「ユスファ・ムココはブンデスリーガ史上最年少スコアラーになるため、ロケットのようなシュートを放った」とそのシュートの鋭さを強調。さらにブンデスリーガ公式ツイッター英語版は「なんて才能だ! なんてフィニッシュだ! なんて瞬間だ!」と称賛の言葉を並べた。
なお、ドルトムントはその後に勝ち越しを許し、ウニオン・ベルリンに1-2で敗れている。直近5試合で3敗を喫するなどチームは不調だが、デビュー1カ月足らずでブンデス初ゴールを奪ったムココへの期待はさらに大きくなっていきそうだ。