“懲罰合宿”のミランに朗報 離脱していた本田ら「主力トリオ」が戦列復帰
本田、クツカ、アレックスが6日の練習に合流 ユベントス戦に向けた光明に
ACミランの日本代表FW本田圭佑は、3日の敵地アタランタ戦を右足の打撲で欠場したが、9日の王者ユベントス戦を前に6日の練習で完全合流を果たした。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。
3日のアタランタ戦で1-2の逆転負けを喫したミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、試合後に激怒のあまりミラネッロでの懲罰合宿を命じた。
選手は監禁生活を余儀なくされていたが、本田は6日の午前練習で、スロバキア代表MFユライ・クツカ、元ブラジル代表DFアレックスとともに完全合流を果たしたとレポートされている。
攻撃的MFを1月の移籍市場で次々と放出したミランのチーム事情から、本田は右サイドハーフで代替不可能な選手となっている。アタランタ戦では本職がサイドバックのイタリア代表DFマッティア・デシリオをコンバートしたが、勝利は遠かった。
今季新加入のクツカも豊富な運動量でミランの中盤を支え、アレックスも新鋭DFアレッシオ・ロマニョーリとともに最終ラインで奮闘してきた。主将のMFリッカルド・モントリーボは負傷により欠場の可能性が高まっているが、本田ら主力トリオの復帰は王者ユベントス戦に向けた光明となりそうだ。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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