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低迷シント=トロイデン、FW鈴木優磨の先発起用に現地紙が疑問符 「何をもたらした?」
16試合を終えて最下位、ベルギー紙は鈴木の献身的なプレーを評価も先発落ちの可能性を指摘
ベルギー1部シント=トロイデンは、19日にリーグ第17節の敵地ワレヘム戦を控えている。現在2勝5分9敗(勝ち点11)で最下位に沈んでいる同クラブにとっては、勝利が求められる試合となる。そうしたなかベルギー紙「Het Belang van Limburg」は、「シント=トロイデンのピーター・マース監督が抱える5つの問題」と題した特集記事を掲載し、そのなかでFW鈴木優磨の先発起用についても問題点の一つとして取り上げている。
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鈴木は今季ここまでリーグ戦全試合に先発出場し、チーム最多タイの5ゴールをマークしている。チームの攻撃の中心的役割を担ってきた選手であり、同紙も鈴木について、「いつも死にそうになるまで働き、チームのために貢献しようとしている」とその献身的なプレーを評価している。
しかし、その一方で「ここ数週間で、鈴木がチームにもたらしたものが何かあるだろうか。それを見つけるのは困難だ。ボールコントロールのミスとボールを失う場面が山のように積み上がっている。我々は、以前であればヨハン・ボリがストライカーとして果たしていた役割を、鈴木以外の選手に期待したほうがいいのかもしれない。果たしてマース監督は鈴木への信頼を保ち続けるのだろうか。その答えは土曜日に分かる」として、鈴木が周囲の期待に見合った活躍を見せられていないと指摘し、先発落ちの可能性についても言及している。
シント=トロイデンでは、今月2日にケビン・マスカット前監督が成績不振によって解任され、8日にマース監督が新たな指揮官に就任することが発表された。そのマース体制での初陣となった12日の第16節シャルルロワ戦では1-2で敗れていることから、連敗阻止に向けて先発メンバーを入れ替える可能性は確かにある。そして、ここまで常にスタメンに名を連ねてきた鈴木とて、決して安泰と言える立場ではないというのが同紙の見立てのようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)