鎌田大地、2戦ぶり先発復帰へ フランクフルト監督が称賛「すべての人々を魅了する選手」

ボルシアMG戦で今季初の途中出場となったMF鎌田大地【写真:Getty Images】
ボルシアMG戦で今季初の途中出場となったMF鎌田大地【写真:Getty Images】

ボルシアMG戦で先発落ちもヒュッター監督は評価

 日本代表MF鎌田大地と元日本代表MF長谷部誠が所属するフランクフルトは、19日に年内最後となるブンデスリーガ第13節アウクスブルク戦を控えている。前節ボルシアMG戦(3-3)で今季初めて先発を外れた鎌田は、2試合ぶりの先発出場が有力視されているが、トップ下の定位置争いが激化しているため、同選手にとっては内容と結果の両方が求められる試合となりそうだ。

 ボルシアMG戦でフランクフルトは、3-4-2-1システムを採用。1トップ下のシャドーの位置には、鎌田に代わってMFアイメン・バルコクとFWアミン・ユネスが入り、バルコクは1ゴールをマーク、ユネスも攻撃の牽引役としての役割を十分に果たした。また、後半アディショナルタイム2分に途中出場した鎌田は、退場者を出してフランクフルトが1人少ない状況だったにもかかわらず、積極的にボールを追う場面がなかったことから現地メディアの批判の的となっていたため、次節アウクスブルク戦でも鎌田の先発落ちの可能性があった。

 しかし、ユネスがボルシアMG戦で負傷し、万全の状態ではないため、鎌田の2試合ぶりの先発復帰が有力であるとドイツ紙「ビルト」が伝えている。加えて、ブンデスリーガ公式サイトの予想先発でも、鎌田は長谷部とともにスタメン入りしている。

 フランクフルトのアディー・ヒュッター監督は、定例記者会見で鎌田について尋ねられると「ダイチはすべての人々を魅了することのできる選手だ。しかし、我々が片目をつぶらなければならない時がたまにある」とコメント。鎌田の実力を認めつつ、以前からたびたび指摘されているように、同選手には調子の波があることを認めている。指揮官からの信頼をより確かなものにするためにも、次戦での活躍が求められているというのが鎌田の現在の状況だろう。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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