「南野とオリギが物語っている」 サラー&マネの“過小評価”を英紙指摘「より一層強調した」
首位浮上のリバプール、両エースの安定感を強調 「南野とオリギは不発のまま…」
リバプールは現地時間16日、プレミアリーグ第13節でトッテナムと対戦し、ホームで2-1と勝利を収めた。そんななか、英メディアは「サラーとマネはリバプールでいまだ過小評価されている。南野とオリギがそれを物語っている」と見出しを打ち、エジプト代表FWモハメド・サラーとセネガル代表FWサディオ・マネの両エースの一貫性に注目している。
勝ち点「25」で並ぶ首位トッテナムと2位リバプールとの大一番は、前半からホームチームが猛攻を仕掛け、前半26分にサラーが先制点を奪う。同33分に相手FWソン・フンミンに同点とされるも、試合終了間際の後半45分にブラジル代表FWロベルト・フィルミーノが劇的な決勝弾を決めた。
天王山を制し、首位に浮上したリバプール。英地元紙「リバプール・エコー」は「サラーとマネはリバプールではいまだ過小評価されている。南野とオリギがそれを物語っている」と見出しを打ち、サラーとマネの両エースは「パフォーマンスのレベルが1段階以上落ちることは滅多にない」と、トップレベルでの安定感を主張している。
今季、サラーは公式戦14ゴールを決めている一方、マネは5ゴールにとどまっているが、「シーズンが進むにつれ、彼は改善していくことが期待できる」と、尻上がりにコンディションを高めていく選手であると説明。いずれにしても、サラーとマネの両ウイングがリバプールの生命線となっていると伝えている。
また、「南野もオリギも今季、負傷者が続出しているにもかかわらず不発のままであることを考えると、脅威であることを全く証明できていない。それは、マネとサラーが到達している一貫したレベルをより一層強調しているだけだ」と指摘。サラーとマネがワールドクラスのアタッカーであることを記すと同時に、南野の厳しい現状を照らしていた。