2020年MVP候補をランキング 英データ会社が“勝利貢献度”を算出…「世界TOP15」発表

勝利貢献度世界トップ15を発表【写真:AP】
勝利貢献度世界トップ15を発表【写真:AP】

評価点1位はメッシ、“本命”レバンドフスキが2位 C・ロナウドはトップ10圏外

 国際サッカー連盟(FIFA)主催の年間表彰式「ザ・ベスト・FIFAフットボールアウォーズ」が、現地時間17日に開催される。各賞の受賞者が発表されるが、男子の年間最優秀選手賞にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ)、ポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)の3選手が最終候補として残っているが、英国などに拠点を置くデータ分析会社「Carteret Analytics」が独自に算出したデータによると、この3人の中でのベストプレーヤーはメッシだという。

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 同社は守備、攻撃、規律、ゲームコントロール、ゲームチェンジャーの5項目について今季の各選手のデータを収集し、「Carteret Rating」という独自の数値を算出した。この数値は、各選手が自チームの勝利に貢献している度合いを表していて、数値が高いほどチームの勝利により大きく貢献していることになる。

 同社が発表した、欧州のトップリーグで活躍する選手の最新のCarteret Ratingでは、メッシが317.4で首位、その次にレバンドフスキが310.3で続き、3位はベルギー代表MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/同297.9)となっている一方、ロナウドは235.5で11位となっており、ベスト10にすら入っていない。

 年間最優秀選手に関する事前の予想では、バイエルンのエースとして昨季のUEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献したレバンドフスキの受賞が有力視されている。しかし、このようにメッシのバルセロナにおける存在感の大きさを実証しているデータもあることから、下馬評を覆してメッシの逆転受賞の可能性もあるのかもしれない。

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