CL敗退危機のレアル守備陣は「小学生レベル」 往年の名ドリブラーが古巣を酷評

両SBのダニーロとマルセロを名指しで断罪

「両サイドバックのダニーロとマルセロは、ただオーバーラップを狙っているだけだった。センターバックのペペ、セルヒオ・ラモスと協調してプレーしてなかったように見えたよ。ディフェンスはまるで少年チーム、10歳から12歳くらいのチームみたいだった。アーノルドが決めた2点目では、マルセロはクロスを警戒して手を後ろに回してハンドを避けているけど、簡単にクロスを上げられている」

 マクマナマン氏の指摘通り、この日のレアルは両サイドの主導権をヴォルフスブルクに渡していた。名指しで指摘されたマルセロとともに、逆サイドのDFダニーロは周囲との意思疎通を欠いたのか、対峙したドラクスラーに広大なスペースを提供して好き勝手にプレーされてしまった。

「この日の彼らは、本当に悲惨だった」

 かつてエル・ブランコのユニホームを身にまとった男にこき下ろされたレアルは、12日に本拠地サンチャゴ・ベルナベウで行われる第2戦で勝利を収め、意地のベスト4進出を決められるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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