CL敗退危機のレアル守備陣は「小学生レベル」 往年の名ドリブラーが古巣を酷評

ヴォルフスブルクに0-2敗戦を嘆いたレアルOBのマクマナマン氏

 レアル・マドリードは6日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ヴォルフスブルクとの第1戦を、0-2で落とした。この失態にレアルのOBで元イングランド代表MFスティーブ・マクマナマン氏は、解説を務めた「BTスポーツ」で「レアル守備陣はまるで10歳から12歳のチーム」と酷評した。

 この日のレアルは攻守両面で冴えがなく、ヴォルフスブルクの果敢なカウンターに後手を踏んだ。前半17分にPKで先制点を奪われると、その8分後には22歳の新鋭MFユリアン・ドラクスラーからMFエンリケ・ピントとつながり、ピントのクロスを最後はMFマキシミリアン・アーノルドにワンタッチで決められ、易々と追加点を許した。

 2点差をつけられたレアルは、前半途中でFWカリム・ベンゼマが負傷退場の憂き目にあう。その後の攻撃も単発でアウェーゴールを挙げられないまま、まさかの完封負けを喫した。2日のクラシコで宿敵バルセロナに2-1の逆転勝利を飾った雄姿は、ほとんど見られなかった。

 これに頭を抱えたのは1999年から2003年までレアルでプレーし、ジネディーヌ・ジダン監督ともチームメイトだった時期があるマクマナマン氏だった。それだけに今回の失態は許せなかったようだ。特に酷評したのは2失点を喫した守備陣だった。

 

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