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強制合宿中にミラン首脳陣が来季監督人選会議! 未経験OB、名将、躍進の戦略家が後任候補に
伊紙報じる 下部組織のブロッキ監督、リッピ氏、ディ・フランチェスコ氏が候補に浮上
日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、9日のユベントス戦で敗戦すればシニシャ・ミハイロビッチ監督が解任させる可能性が浮上している。イタリアメディアが盛んに報じるなか、それを裏付けるような三者会談が行われた模様だ。イタリア紙「トゥット・スポルト」が「ミランのサミット、ベンチに3人の名前」と報じている。
3年連続となる欧州カップ戦出場権の喪失危機に瀕したミランサミットの出席者は、シルビオ・ベルルスコーニ会長、強化責任者のアドリアーノ・ガリアーニCEOに加え、1990年代にゾーンプレス戦術でミランに黄金期をもたらしたアリゴ・サッキ元監督。そして、三者ともに次期監督に違う人物を推薦しているという。
まず会長は、現在ミランの下部組織で指導している元選手のクリスティアン・ブロッキ氏の昇格を推し、総監督的な立場で元イタリア代表監督で2006年ドイツ・ワールドカップを制覇したマルチェロ・リッピ氏の招聘を実現したいのだとしている。これは、会長の愛するトップ下を置くシステムを受け入れる監督というのが選考の条件にあり、すでに数カ月前から公言しているアイデアだと報じた。
一方で、ガリアーニCEOはリッピ氏を監督に据えるアイデアを推しているという。それは、ユベントスなどスクデット5回、CL優勝1度などタイトルを積み上げたリッピ氏の持つ実績もさることながら、現状のミランでは若手監督の成長を待つような余裕はなく、確かなものが必要だという考えに基づいていると報じている。
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