グアルディオラ監督、7試合無得点のエースFW“批判”を一蹴 貢献度を評価「世界最高のストライカー」
FWガブリエル・ジェズスについて「彼のやっていることが大好き」
FWには様々な役割がある。だが、周囲に圧倒的に期待されるのは、ゴールを奪うことだ。FWがゴールを挙げられなければ、批判を浴びることが多い。マンチェスター・シティに所属するブラジル代表FWガブリエル・ジェズスもゴールから遠ざかっており、批判を集めている。だが、ジョゼップ・グアルディオラ監督は気にしていないようだ。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。
プレミアリーグのタイトル奪還を目指すマンチェスター・シティだが、11試合を終えて9位と低空飛行が続いている。ここまで挙げたゴール数は17であり、これは14日現在でリーグ11位タイの成績だ。2017-18シーズンにリーグ記録となる106得点した当時の破壊力は、鳴りを潜めている。
そんな状況になると、批判を浴びるのがストライカーだ。現在、シティではジェズスが先発出場をしている。ジェズスは11月8日に行われたプレミアリーグ第8節のリバプールとの大一番でゴールを決めたものの、それ以降、公式戦ではバーンリー戦での1アシストしか記録していない。その後、リーグ戦5試合、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の2試合ではゴールを挙げられずに、批判を浴び始めていた。
だが、15日のWBA戦に向けた記者会見で、グアルディオラ監督は「彼のゴールは、すぐに見られるだろう」と言い、変わらぬ信頼を口にした。
「彼のゴールは、すぐに見られるだろう。私は彼を毎日見ているし、彼のやっていることが大好きだ。彼にもゴールを決めてほしい。だが、他のどのストライカーでもチームのためにできることにおける貢献度で、彼は世界最高のストライカーとなっている。ボールを奪い返す、相手に激しくプレスをかける、彼はそうしたことで私たちを助けてくれている」
得点力不足であっても、それ以外のプレーでは十分にチームに貢献していると語り、批判に乗じなかったグアルディオラ監督。ジェズスはこの信頼に応え、チームを上位に導くゴールを挙げることができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)