久保の退団の噂に連動? ビジャレアル、「10番」今季絶望濃厚で“緊急補強”に現地紙注目
イボーラが左膝前十字靭帯断裂で最低全治6カ月となり、冬の移籍市場で補強の可能性も
ビジャレアルは、「10番」を背負うスペイン人MFビセンテ・イボーラが現地時間13日のリーガ・エスパニョーラ第13節レアル・ベティス戦(1-1)で左膝前十字靭帯を断裂し、今季絶望も噂される重傷を負った。冬の移籍市場での補強も視野に入るなか、外国人枠の関係で日本代表MF久保建英を放出するシナリオをスペイン紙が指摘している。
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ビジャレアルはベティス戦でイボーラが、前半40分に負傷交代。検査の結果、左膝前十字靭帯断裂で手術を受けることが発表され、最低でも全治6カ月と伝えられている。また、フランス人MFフランシス・コクラン、エクアドル代表DFペルビス・エストゥピニャンも左ハムストリングを痛めたとされている。
シーズンの約3分の1を消化した時点で故障者が続出したなか、スペイン紙「AS」は「ビジャレアル、シーズン残りでイボーラを失い、すでにマーケットを見ている」との見出しで、チーム状況についてレポートしている。
「チームのオプションは、アルゼンチン人選手サンティ・カセレスの復帰が考えられるが、外国人枠の条件から現在その枠を埋める選手の1人(タケ・クボ、カルロス・バッカ、フネス・モリ)を放出するということになりかねず、非常に難しいものと考えられる。そうでなければ、クラブはイボーラの不在を埋めるためにマーケットでレンタル補強を探さなければならなくなるだろう。これは経済的なバランスとファイナンシャル・フェアプレー次第となる。出場時間が少ないことによるタケ・クボのクラブからの退団の噂は双方の問題を解決することになり得る」
記事では、ビジャレアルの選択肢の一つとして、メキシコのクラブ・アメリカに期限付き移籍しているカセレスの復帰が指摘されている。外国人枠の問題、そして出場時間が思うように伸びないことから、久保の移籍の可能性にも触れられているが、果たしてビジャレアルは来年1月の移籍市場で動きを見せるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)