「赤っ恥を免れた」 38歳チェフ、“現役復帰”初戦で犯した失点直結のミスに英注目
緊急時用GKとしてチェルシーの登録メンバーに入り、14日にはU-23チームの試合に出場
チェルシーで緊急時用GKとしてメンバー入りした38歳の元チェコ代表GKペトル・チェフが、現地時間14日に行われたU-23チームの試合で“復帰”。しかし、いきなり失点につながるミスを犯し、英メディアも「計画通りに進まなかった」と報じている。
チェフはアーセナルでのプレーを最後に2019年限りで現役引退。その後、テクニカルアドバイザーとしてチェルシーに復帰していた。
そして今年10月、新型コロナウイルスによる不測の事態を考慮し、緊急時用GKとしてチェルシーのプレミアリーグ登録メンバー25名の中に名を連ねた。
そして、14日に行われたチェルシーU-23対トッテナムU-23の一戦で先発出場したが、現役復帰初戦は苦いものとなった。
前半2分、チェルシーU-23は自陣後方でボールを回してビルドアップを図るなか、プレースをかけられたチェフは右サイドの味方にパスを出したが、これが大きく逸れて、そのままゴールラインを割ってしまった。このコーナーキックがきっかけで、チームは同3分に先制点を献上している。
アイルランド紙「アイリッシュ・ミラー」は、「ペトル・チェフはチェルシーU-23でプレーに戻ったが、エラー発生」と見出しを打ち、「復帰は計画通りに進まなかった。チェフは復帰戦でコーナーにダイレクトでボールを蹴り出してしまい、スパーズの若手たちに得点を許した」と伝えている。
チェルシーU-23は前半17分の時点で2点のリードを許すも、後半に3点を奪ってなんとか逆転勝利。英ラジオ局「talkSPORT」は「チェフは復帰戦で赤っ恥を免れた」と報じており、チェフにとって復帰戦はほろ苦いものになってしまった。
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