ミラン「10番」MF、今週に“決定的”な契約延長交渉へ 両者の“希望額差”2.4億円どう埋める?
トルコ代表MFハカン・チャルハノールの契約は今季限り
イタリア・セリエAの首位を走るACミランと、「10番」をつけるトルコ代表MFハカン・チャルハノールによる契約延長は、今週に決定的な交渉が行われるという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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チャルハノールは、ブンデスリーガ最強のFKキッカーという触れ込みで2017年夏に加入。しかし、加入当初はチームの不振に巻き込まれた面もあり、評価は全く高まらないプレーに終始していた。
そうした中で、1月に元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが前所属の米メジャーリーグサッカー(MLS)ロサンゼルス・ギャラクシーとの契約満了を機に加入すると、チャルハノールも息を吹き返した。今では、チャルハノールとイブラヒモビッチは好調ミランの前線を語る上で欠かせないコンビとなっている。
そして、契約延長が今季のチャルハノールには問題となっている。今季限りで契約が満了となるため、年内に交渉が決着しなければ、冬の移籍市場の期間から来季の所属先を自由に交渉してゼロ円で次のクラブを見つけられることになるからだ。
この状況下で、チャルハノールの代理人は今週イタリア入りしての交渉を行うとされ、特に現地時間16日にミランとの間で行われる交渉は決定的なものとなるとみられている。チャルハノールが要求しているとされる600万ユーロ(約7億2000万円)から、ミランの最大であるとされるボーナス込みでの400万ユーロ(約4億8000万円)から450万ユーロ(約5億4000万円)のラインで基本的な合意がされるかの問題だとした。
もし、交渉が決裂すれば“出口”にはイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドが待っているとされるだけに、首位ミランが後半戦も現実的なリーグ優勝を狙う戦いができるかの重要なポイントになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)