バイエルンDFアラバ、レアル入り濃厚とスペイン紙報道 来夏からの加入で合意発表か
21年夏の契約満了を控え、冬の移籍期間中にも発表の可能性
冬の移籍市場から来夏にかけて去就が注目されるドイツ王者バイエルン・ミュンヘンのオーストリア代表DFダビド・アラバは、新天地にスペインの強豪レアル・マドリードを選ぶことが濃厚だという。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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アラバは2010年にバイエルンのトップチームに昇格。ホッフェンハイムへの期限付き移籍を経て、11年夏のバイエルン復帰後はレギュラーとしてプレーしている。16年には契約を延長したが、その満了が21年夏に迫っており、契約延長に応じる意思を示していないため、今季限りでの退団の可能性が高まっている。
バイエルンの監督を現マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が務めていた時、同僚の元ドイツ代表FDフィリップ・ラーム(引退)と共にサイドバックの枠を超えたプレーエリアでのパスセンスなどを見せた。その役割は“アラバ・ロール”とも言われ、世界中でサイドバックのプレーに革命を起こしたといえる。
アラバは現在28歳と、全盛期と言える状態で次のキャリアを選ぶことになる。年明けから契約満了の半年前となり他クラブと自由な交渉ができることになるが、当然ながら多くのビッグクラブが獲得に乗り出している。
そのなかでアラバはレアルからのオファーを受け入れる決断を下したという。以前のレポートではアラバ側が要求するのは年俸1500万ユーロ(約18億円)だと報じられていた。
「マルカ」は「アラバのレアル入りが近付く」と見出しを打ち、現状を報道。レアルとアラバは冬の移籍市場の期間中にも合意を発表し、実際の加入は来季からという方針で交渉するという。レアル以外にもイタリア・セリエAからはユベントス、イングランド・プレミアリーグではシティやチェルシー、フランス王者パリ・サンジェルマンも獲得に乗り出しているとされたマルチプレーヤーは、“スペイン行き”が濃厚のようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)