英紙選定の「女子選手トップ100」に日本人2人選出! なでしこ主将は過去最高位「アジア史上最高の選手の一人」
熊谷紗希が過去最高となる11位に、横山久美が84位に入る
英紙「ガーディアン」は年末に「女子選手トップ100」を発表している。2020年のランキングには、リヨンに所属する日本代表DF熊谷紗希と、日本代表FW横山久美の2選手が入った。昨年、一昨年は日本人選手4人が入っていたが、今年は2人のみとなっている。
なでしこジャパンのキャプテンは今年、再び評価を高めた。一昨年は18位にランクされたが、昨年は31位。そして今年は過去最高位となる11位に入っている。
寸評では、「日本人DFは、世界有数のパサーであり、盾となってチームの守備力を高める。インターセプト、デュエル、回収力、パス成功率、どのデータでも彼女は高く評価される。そして、チャンピオンズリーグ決勝の活躍は、忘れられない喜ばしいものだった。熊谷はどこにでもいて、リヨンの新たなタイトル獲得に貢献した。エリア隅からの素晴らしいフィニッシュは、アジア史上最高の選手の一人がケーキにイチゴを乗せるようなものだった」と、絶賛している。
もう一人、日本人でランクインしたのは、2018年以来2年ぶりとなる横山だった。84位に入った横山については、「ポゼッション面で良く、クレバーな動きを見せて、ワシントンスピリットで重要な働きをした。チームで最も印象的なひとりであり、高いパス成功率で、堅実なプレーを見せて2018年以来のランク入りを果たした」と、評価している。
昨年は熊谷以外にも、FW永里優季、FW岩渕真奈、FW菅澤優衣香もランクインしていたが、今年は2選手のみとなった。なお、アジアからは、かつてINAC神戸レオネッサに所属し、現在はチェルシーでプレーする韓国女子代表FWチ・ソヨンが16位に入っており、計3人が選ばれている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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