「最初は良かったが…」 ビジャレアル久保、試合途中からの“トーンダウン”に現地言及
リーグ戦2度目の先発で簡単に相手エリアまでたどり着くも、「ラストパス不足」と評価
ビジャレアルの日本代表MF久保建英は現地時間13日、リーガ・エスパニョーラ第13節ベティス戦に先発出場したが、得点やアシストはなく、後半13分にピッチをあとにした。華麗な技術を披露する場面もあっただけに、スペイン紙は「最初は良かったが、その後トーンダウン」と伝えている。
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スペイン2年目の久保は今季、保有元のレアル・マドリードからビジャレアルに期限付き移籍。ベティス戦では第7節カディス戦(0-0)以来6試合ぶり、今季2度目の先発出場となり、右サイドハーフに入った。
試合は前半5分にビジャレアルがDFパウ・トーレスのゴールで先制。しかし、ビジャレアルは前半のうちに2人が負傷交代することとなり、さらに後半6分にはベティスに同点弾を許してしまう。久保は同10分、敵陣左サイドでボールを受け、DFにマークされながらもキープし、2人を引き付けたところでバックヒールのパスをDFマリオ・ガスパールへ通す好プレーを見せたが、その3分後にはナイジェリア代表MFサムエル・チュクウェゼと交代になった。
データ分析会社「オプタ」の数値を元にデータを展開する「SofaScore」によれば、久保は58分間のプレーで、ボールタッチ29回、パス成功20回中15回(成功率75%)、キーパス1回、ドリブル成功なし、地上戦デュエル5回中1回勝利(20%)だったという。
スペイン紙「AS」は、個人寸評で「最初は良かったが、その後トーンダウン。非常にアクティブで高いレベルを披露した。簡単にエリアまでたどり着いたが、ラストパスが足りなかった。チームに複数の怪我が出たことで予定より早くピッチを離れなければならなくなった」と分析している。
16日にはスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)1回戦でバスク州の4部レイオアと対戦するが、久保はアピールをしたいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)