“爆買い”で欧州を震撼させた中国企業 今度は最大1130億円でインテルの株式20%を取得か
経営危機に陥る長友所属のインテル “身売り”も検討?
今冬の移籍市場で、チェルシーからブラジル代表MFラミレスを獲得するなどの”爆買い”で話題となった中国1部の江蘇蘇寧のオーナー企業である蘇寧グループが、日本代表DF長友佑都の所属するインテルの株式買収に動いていることが明らかになった。イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
インテルは今期100億円近い赤字を見込んでおり、オーナーのインドネシア人富豪エリック・トヒル氏も中国の出資者を求めていた。ラミレス、元ブラジル代表FWジョーらを”爆買い”し、欧州市場を驚かせた江蘇のオーナー企業がインテルの株式の20%取得を求めているという。
記事によればトヒル会長の所有する株式から14%、モラッティ前会長の所有する株式の6%を売却する見込みと報じているが、モラッティ氏は断固拒否の姿勢を打ち出している。株式の20%の売却により、最大9000万ユーロ(約1130億円)の収益をインテルにもたらすが、トヒル会長は中国企業への身売りもプランBとして検討しているとレポートされている。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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