【ACL帯同記】横浜FM、カタール遠征「激動の20日間」 16強敗退の悔しさと“おもてなし”への感謝
最後の最後までホテルからの温かいおもてなしに感激
敗戦翌日、帰国のフライトは深夜発だったので、ゆっくりと荷造り。昼食時には、現地でお世話になった方々にプレゼントするため、選手からサインを貰います。選手が、どのアイテムにサインをしているか混乱しないようにアイテムを一列に並べます。これは横浜の練習場でサインを書いてもらう際と同様ですが、選手たちからサインをもらう現場の風景って、意外と皆さん知らないですよね?(笑)
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夜になり、いよいよホテルとお別れの時間が近づいてきます。空港でのバゲージ対応があるため、まずは荷物車を含めた先発隊がホテルを出発。日本出発時には220個あった荷物は、帰国時には200個になっていました。そのくらい食料を持っていっていた計算になりますね。
先発隊が出発してから約1時間半後、ついにチームバスがホテルを出発する時間がやってきました。エントランスではホテルの従業員の方々が総出で花道を作ってくださり、選手たちを見送ってくれました。想像の倍くらいの爆音で音楽が流れていましたが、おもてなしの心を感じた瞬間でもあり、「カタールに来て良かった」「このホテルに宿泊できて良かった」と改めて思えたことは、何物にも代えがたい思い出となりました。
リエゾンの2人(ヨルダン人のObadaとモロッコ人のFarouk)は空港まで見送りに来てくれたので、プレゼントはこのタイミングで渡しました。この2人の助けがなければ、カタールでの生活がここまで充実することはなかったでしょう。しっかりとSNSで繋がったので、いつの日か、彼らが横浜に遊びに来てくれることを待ち望んでいます。
また、ホテル出発時にはヴィッセル神戸の関係者の方々も見送りに来ていただき、感謝の気持ちでいっぱいでした。多くの方に見送られながら、空港に向けて出発したのでした。