「日本に向けて出発」 ブラジル人FW、Jリーグ移籍の噂に海外注目「ポルトガルで2番目に優秀」
ポルトガル1部サンタ・クララのFWチアゴ・サンタナ、清水加入の可能性に海外メディアも熱視線
J1清水エスパルスの来季に向けた新戦力として、ポルトガル1部サンタ・クララのブラジル人FWチアゴ・サンタナの獲得が一部報道で噂に上がっているが、海外メディアも「チアゴ・サンタナが日本に向けて出発」と見出しを打ち、Jリーグ参戦に注目している。
清水は今季、ピーター・クラモフスキー体制でシーズンをスタートさせるも序盤戦から低迷。11月1日の監督交代後は平岡宏章監督の下で持ち直しているものの、17位のままとなっている。今季は新型コロナウイルスの影響により降格がないシーズンとなっているが、来季J1は20チームで争われ4クラブが降格となるだけに、今オフの戦力補強が必須の状況となっている。
そうしたなか、サンタ・クララのブラジル人FWチアゴ・サンタナ獲得の噂が浮上している。27歳のストライカーは2016年にポルトガル1部ヴィトーリアへ移籍し欧州進出を果たすと、17年に当時2部だったサンタ・クララに加入して1部昇格に貢献。今季はリーグ戦9試合に出場して得点ランキング2位タイとなる7ゴールを記録している。
ポルトガル紙「レコルド」は「チアゴ・サンタナが日本に向けて出発」と見出しを打ち、「ブラジル人ストライカーはポルトガルリーグで2番目に優秀なスコアラーだ。サンタ・クララはチアゴ・サンタナに関して、日本の清水エスパルスと交渉を進めている」と説明している。
清水は、今季スイス1部ルガーノから獲得したブラジル人FWカルリーニョス・ジュニオが10ゴールを決めているが、来季チアゴ・サンタナが加入することになれば、強力なブラジル人コンビとしてJリーグで旋風を巻き起こすかもしれない。
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