久保建英は「居場所を見つけてくれた」 エメリ監督が“起用法”に言及「選択肢となるだろう」

エルチェ戦で後半45分間プレーをしたビジャレアルMF久保建英【写真:Getty Images】
エルチェ戦で後半45分間プレーをしたビジャレアルMF久保建英【写真:Getty Images】

次節ベティス戦に向けて攻撃のピースとして期待か

 ビジャレアルはリーガ・エスパニョーラで3位と好位置につけるなかで、現地時間13日に第13節ベティス戦に臨む。首位争いも見えてくるなかでの一戦に向けて、ウナイ・エメリ監督は記者会見で日本代表MF久保建英の起用も“選択肢”だと明言している。

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 ビジャレアルはミッドウィークに戦うはずだったUEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ最終節が、カラバフFK側に新型コロナウイルス感染者が出たとして延期に。すでに決勝トーナメント進出を決めているものの、ビジャレアルとしては公式戦1試合が“飛んだ”形となっている。スペイン紙「マルカ」によると、エメリ監督も延期をこのように捉えている。

「ヨーロッパでの競争力ある大会でプレーできず、出場機会の少ない選手にチャンスを与えることができない事実は良くない。ただそれは我々にいくばくかの休息を与えてくれた。日曜日の試合の準備を整えることができる」

 ただ、チームはFWパコ・アルカセルやFWカルロス・バッカ、MFモイ・ゴメスらアタッカーが負傷しており、久保は第12節エルチェ戦(0-0)では後半45分間にわたってプレーするなど、出場機会が伸びる可能性が高まっている。誰が攻撃の仕掛け役になるのか、という記者からの問いに対して、エメリ監督は久保らの名前を出して次のように語ったという。

「フェルナンド・ニーニョはアルカセルとバッカを失った前線の選手で、一つの選択肢だ。もう一つ、エルチェ戦で久保は居場所を見つけてくれたので良かった。交代策の選択肢となるだろう」

 スタメンか否かは明言しなかったものの、久保を攻撃の重要なピースとしして考えているようだ。エルチェ戦では惜しいシュートを放つ場面もあった19歳は、リーガの舞台で明確な結果を残して序列アップへのアピールとできるだろうか。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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