怪物ロナウド、“銀河系軍団”レアル時代の電光石火“14秒弾”に再注目 「魔法!」「唯一無二」

レアル時代の”怪物”FWロナウド【写真:Getty Images】
レアル時代の”怪物”FWロナウド【写真:Getty Images】

リーガ公式SNSが2003年のマドリードダービーで生まれた一撃を紹介

 2000年代初頭に世界中のサッカーファンを魅了したクラブといえば、各国のスーパースターを買い集めた「銀河系軍団」レアル・マドリードだろう。数々の伝説的なプレーを残したなか、リーガ・エスパニョーラ公式SNSが元ブラジル代表FWロナウドが“マドリードダービー”で決めた電光石火の一撃に再びスポットライトを当てると、ファンからは「魔法!」「史上最高の9番」などの声が上がっている。

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 第1次フロレンティーノ・ペレス会長時代のレアルは、2000年夏の元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴの獲得を皮切りに、毎年ビッグネームを補強。01年には元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン、02年にロナウド、03年には元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムを獲得し、「銀河系軍団」を完成させた。世界的スーパースターたちは、卓越したテクニックを駆使して観る者を驚かせるプレーを見せたが、その一つとして今回、リーガ公式SNSが回顧したのが、2003年12月3日に行われたアトレティコ・マドリードとのダービーマッチ(2-0)で、ロナウドがキックオフ直後に決めた“14秒ゴール”だ。

 本拠地サンティアゴ・ベルナベウにアトレティコを迎えた一戦は、驚きの展開で幕を開ける。キックオフで自陣にボールを下げたレアルは、ジダンがドリブルで敵陣に持ち運び、左サイドにいた元ブラジル代表DFロベルト・カルロスに展開。R・カルロスも縦に運びながら敵陣中央でフリーになったロナウドにパスを通した。前向きでボールを受けた“怪物”FWは、2タッチ目で巧みなキックフェイントを繰り出し、対峙した相手を“股抜き”突破すると、縦のスペースへ一気に侵入。最後は相手GKの動きを冷静に見ながら、右足アウトサイドに引っかける形でシュートを流し込んだ。

 試合開始からわずか14秒で生まれた一撃は、マドリードダービー史上最速のゴールだったという。このゴール動画がリーガ公式SNSで公開されると、コメント欄には「魔法!」「素晴らしい」「史上最高の9番」「怪物」「非現実的」「唯一無二のロナウド」など、電光石火の一撃を称える言葉が寄せられた。

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