CL16強チームの「勢力図」を独紙分析 王者バイエルンの最大のライバル、伏兵候補は?
優勝候補筆頭はバイエルンと断言、最大のライバルにマンCを指名
決勝トーナメントに進出する16チームが出揃った今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)について、ドイツ紙「ビルト」が各チームの現状を基にした分析記事を掲載。その中で大会連覇を狙うバイエルン・ミュンヘンにとって、最大のライバルになりうるチームとダークホース的存在をそれぞれ取り上げている。
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全4チームがグループステージ突破を決めたドイツ勢の中でも、バイエルンの強さは際立っていた。アトレティコ・マドリード、ザルツブルク、ロコモティフ・モスクワと対戦したグループAを5勝1分の成績で首位通過し、同紙も「ほぼすべての専門家が再びバイエルンを優勝候補筆頭と見なしている」と、その圧倒的な強さを認めている。
同紙はバイエルンが同大会を連覇するうえで、プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティが最大のライバルになると分析している。バイエルン同様に無敗(5勝1分)でグループステージを1位通過したことに加えて、6試合で1失点のみと昨季からの課題だった守備面で大きく改善していること、今季プレミアリーグでは7位と出遅れているため、シーズン後半ではCLでの戦いにある程度集中しやすい状況になりつつあることを理由として挙げている。
一方、近年のCLで上位進出の常連ながら主将のオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクをはじめ怪我人が続出しているリバプール、予選突破を最終節でようやく決めたレアル・マドリード、主力選手が本調子ではないバルセロナとパリ・サンジェルマンは、いずれも優勝候補ではないと同紙は指摘。代わって、チェルシーを今大会のダークホースとして指名している。
「ティモ・ヴェルナーとカイ・ハフェルツのいるチームは、今季のサプライズとなる可能性を秘めている。セビージャを退けてグループ首位通過を果たしたのは注目すべき点の一つであり、彼らはトップレベルのタレントを数多く抱えている。もしも彼らがチームとしてしっかりとまとまれば、多くのことが可能になるだろう」
14日にニヨン(スイス)で行われる抽選会で決勝トーナメント1回戦の対戦カードが決まる。ここに挙げられたチームは、準々決勝に勝ち進むことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)