岡崎慎司は「最も選ばれたグループの一つに入った」 欧州5大リーグ中3カ国でのゴールに海外注目
今季8試合目の出場となったグラナダ戦で、待望のリーガ1部初ゴールを記録
ウエスカの日本代表FW岡崎慎司は、現地時間6日に行われたリーガ・エスパニョーラ第12節グラナダ戦(3-3)で待望のリーガ1部初ゴールを奪った。欧州5大リーグのうち、3カ国でゴールを決め、スペインメディアは「最も選ばれたグループの一つに入った」と報じている。
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岡崎は昨季、リーガ2部でチームトップの12得点を挙げ、1部昇格に貢献。今季も開幕からレギュラーとしてプレーしていたが、10月3日の第5節エルチェ戦(0-0)で前半40分に左太もも裏を痛めて負傷交代。戦線離脱を余儀なくされていたが、第10節オサスナ戦(1-1)で途中出場し復帰を果たすと、グラナダ戦でも後半19分からピッチに立った。
後半37分、相手のFKを岡崎がヘディングでクリアしたところからウエスカのカウンターが発動。自陣左サイドでボールを拾ったMFハビエル・オンティベロスが前線にロングボールを供給すると、相手DFが下がりながらヘディングで弾いたところに前線へ駆け上がった岡崎が素早く反応した。すると、そのまま思い切り良くダイレクトでロングシュート。これが飛び出していたGKの頭上を抜く35メートル超のループシュートとなり、チームの3点目を記録した。
待望のリーガ1部初ゴールとなり、岡崎はFW武藤嘉紀(エイバル)に続き、欧州5大リーグのうち3カ国でゴールした日本人選手として名を刻んだ。
スペインメディア「SPORTARAGON」は、「岡崎の征服:ブンデスリーガ、プレミア、ラ・リーガ」との見出しで、侍ストライカーの偉業を取り上げている。
「サッカーの歴史上、欧州5大リーグのうち、3カ国でゴールした選手は数少ない。岡崎のゴールはスコアを3-1にする以上の意味があった。彼はこの競技において、最も選ばれたグループの一つに入った」
記事では、「この偉業を成し遂げた選手はほとんどいないことが分かる」として、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、ユベントス)、スペイン代表FWアルバロ・モラタ(レアル・マドリード/アトレティコ・マドリード、ユベントス、チェルシー)、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(ナポリ、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド)を紹介。また、欧州5大リーグのうち4カ国でゴールを決めたのは、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(ユベントスほか、バルセロナ、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド)ら6人だけだという。
岡崎は34歳となった今も、進化を続けている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)