神戸、主将イニエスタが負傷を押して延長戦から途中出場 PK戦の末にACLベスト4進出
延長後半から途中出場したイニエスタ、PK戦で成功するも右足の負傷は深刻な模様
後半に入ると数的優位の神戸がボールを持つ時間が長くなるものの、延長戦やPK戦も視野に入れた5-3-1のブロックを組んだ水原をなかなか崩せずにゲームが進んだ。時に水原三星のカウンターやセットプレーで危険な場面もあったが、同点のまま時間が進み延長戦に突入した。
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延長に入ると前半6分、相手最終ラインから古橋がボールを奪うとそのまま突破。相手GKを引き付けたラストパスにドウグラスが合わせようとするもヒットせず、神戸は決定機を逃してしまった。神戸はPK戦のキッカーも見据えてか、延長後半8分にイニエスタをピッチに送り込んだが動きは非常に鈍く、逆に水原に立て続けの決定機を作られたものの、何とかしのいだ形で1-1のままPK戦へ突入した。
そのイニエスタはPK戦の1人目で登場してゴール正面に緩いシュートを決めたものの、再び右足の負傷部分を押さえて苦悶の表情を浮かべた。両チーム5人全員が決めてもつれ込んだサドンデス方式は7人目、先攻の水原三星はDFチャン・ホイクが失敗。一方の神戸はFW藤本憲明がゴール右に決めて決着をつけた。
神戸は初出場のACLで準決勝進出を決め、13日に蔚山現代(韓国)と対戦する。