「思い出がフラッシュバック」 松井大輔、横浜FCでの“ラスト練習”でカズから“贈り物”ショット公開
松井大輔は横浜FCからベトナム1部のサイゴンFCに完全移籍
横浜FCは3日、元日本代表MF松井大輔がベトナム1部のサイゴンFCに完全移籍することが決定したと発表した。9日には、最後の練習を終えたといい、自身の公式インスタグラムでラストショットを公開。同僚のカズこと元日本代表FW三浦知良からサイン入りのユニフォームを贈呈される様子も投稿している。
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松井は、高校に上がると同時に地元を離れ、鹿児島の強豪である鹿児島実業高校に進学。2学年先輩で桜島出身の元日本代表MF遠藤保仁(ガンバ大阪)らとプレーし、2000年に京都パープルサンガ(当時)へ入団した。04年に夢だったフランスへ渡り、複数クラブを経てロシアやブルガリア、ポーランドなどでプレー。14年にジュビロ磐田へ加入し、ポーランド2部オードラ・オポーレへの移籍後、18年に横浜FCへ完全移籍した。
一方今季で現役35年目を迎えるカズは、1993年のJリーグ開幕を知るベテランFW。イタリアやクロアチア、オーストラリアでもプレーし、日本代表としても89試合55ゴールと素晴らしい成績を残している。2006年から横浜FCに在籍し、今季で在籍15年目。今季は11月8日のJ1リーグ第28節ヴィッセル神戸戦(2-1)で、今季3度目のベンチ入りを果たし、53歳8カ月13日で途中出場。自身が第18節川崎フロンターレ戦(2-3)で記録した最年長出場記録53歳6カ月28日を更新した。
今季3試合に出場した松井。5日の第31節サガン鳥栖戦(1-1)でセレモニーにも登場した松井は、9日に最後の練習を終えたようだ。
「本日が最後の練習。色んな思い出がフラッシュバックしてくるなあ #みんなホンマにありがとう」
公開された写真にはカズからサイン入りユニフォームを贈呈されるショットや、集合写真が投稿された。39歳で新たな挑戦へ踏み出す松井。大きな決断を下した元日本代表MFの新天地での活躍に注目が集まりそうだ。