本田圭佑、今冬ポルティモネンセ移籍も? ”獲得意欲”を会長明言「何歳でも関係ない」
クラブ会長のサンパイオ氏が本田の獲得交渉を認める 「我々はもう数日待つことになるだろう」
ブラジル1部ボタフォゴのMF本田圭佑がポルトガル1部のポルティモネンセからオファーを受けたことについて、同クラブの会長が契約交渉に言及した。本田自身はツイッター上で残留を宣言していたものの、「何か進展があるかもしれない」と話している。
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本田は先月末に自身のツイッター上で、「数日内にチームが自分を納得させられなければ、離れることを考え始める」とツイート。現在リーグ戦で低迷するボタフォゴからの”退団騒動”を起こしたなか、ポルティモネンセからオファーを受けたことが判明した。
その後、本田は「ここから去ることはなく、チームメイトとこの状況を変える努力をしていきたい」と綴り残留宣言をしていたが、ポルティモネンセ会長のロディネイ・サンパイオ氏はポルトガル紙「OJOGO」に対し、「我々はもう数日待つことになるだろう。今のところ、本田はボタフォゴとの契約を結んでいるし、このクラブへのリスペクトを込めても、我々は口出ししない。本田がボタフォゴとの関係が終われば、何か進展があるかもしれない」と語り、年内いっぱいまでとされるボタフォゴとの契約状況を踏まえつつ、交渉が継続されていることを認めた。
本田はこれまで海外6カ国(オランダ、ロシア、イタリア、メキシコ、オーストラリア、ブラジル)でプレー。日本代表としては2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)から3大会連続出場を果たし、そのすべてでゴールを奪うなど実績は十分にある。来年6月に35歳を迎えるが、サンパイオ氏は「彼には与えられるものがたくさんあるから、何歳であろうと関係ない」と獲得に意欲を見せ、本田の印象も語っている。
「本田は名古屋でプレーしていた頃から知っている。彼は仕事が好きで、勝つこととそれを積み重ねることが好きなんだ。彼がポルティモネンセに来るとしたら、それは勝つためであって、散歩に行くためではない。物事が上手くいかない時は、いつも真っ先に突撃してくるんだ」
現在、ポルティモエンセにはGK権田修一、DF安西幸輝が所属し、過去にはMF金崎夢生(名古屋グランパス)やMF中島翔哉(ポルト)が在籍するなど、日本人選手の獲得に積極的な姿勢を見せてきている。そうしたなかで、本田のポルトガル移籍も実現に至るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)