J2京都、曺貴裁氏の新監督就任を発表 パワハラ行為で昨年退任も…再びJの舞台へ
湘南でルヴァンカップ初制覇を果たすも、昨年10月に監督を退任
J2京都サンガF.C.は9日、昨季途中までJ1湘南ベルマーレを率い、現在は流通経大コーチの曺貴裁氏が2021シーズンよりトップチームの監督に就任することを発表した。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
曺氏は、12年から8シーズン湘南を指揮し、走力で相手を上回るアグレッシブなスタイルを確立し、18年のルヴァンカップ初制覇をもたらした。しかし昨年、選手、スタッフへのパワハラ行為が認定され、10月に退任。その後今年3月からは研修として関東大学サッカーリーグ2部の流通経大でコーチに就任し、指導していた。
京都は昨季にコーチへ就任し、今季から指揮をとっていた実好礼忠監督の今季限りで退任すると7日に発表。新指揮官の就任にあたり、曺氏はクラブの公式サイトを通じて「まず初めに、昨年、自分が起こしてしまったハラスメント行為に関して、深くお詫び申し上げます。ハラスメント行為により1年間のS級ライセンス停止を受けたにもかかわらず、このたび、ありがたいオファーを京都サンガF.C.からいただきました。ここ京都は自分が生まれ育った町です。そのクラブから一緒に高みを目指していこうと言葉を掛けていただいたことはこの上ない喜びです。京都の皆さんとともに、スタッフ・選手全員と一緒にサッカーそのものの楽しさや素晴らしさをとことん追求し、繰り広げるフットボールに歓喜する瞬間をたくさん見せ続ける、これこそが、全身全霊をかけて、成し遂げなければならない最大のミッションだと感じています。京都のフットボールを、皆さんと一緒に世界へ近づける。この夢をかなえるために一生懸命頑張ってまいります」などと、声明を発表した。
[ftp_del]
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)