バルサ、C・ロナウド2発で“CL歴史的敗戦” 聖地カンプノウで無敗記録終止符…8季ぶりの黒星
メッシとC・ロナウドがともにピッチに立った一戦でユベントスが完勝
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節が現地時間8日に開催され、バルセロナとユベントスが対戦。ユベントスがポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2得点などによって3-0で勝利し、グループステージ首位を決めた。ホームで完敗を喫したバルサはここ最近の不調を象徴するかのような出来で、「ムンド・デポルティーボ」紙ではある1つの記録にも終止符が打たれたと伝えている。
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この日の試合、2年半ぶりにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシとロナウドが同時にピッチに立つというエモーショナルな場面があったが、試合は一方的だった。12分にC・ロナウドがペナルティーエリア内で受けたファウルによってPKを獲得すると、自身がキッカーを務めて先制ゴールをゲットした。
20分にはウェストン・マケニーの鮮やかなボレーで追加点をゲットすると、後半6分にはVARによってこの日2つ目のPKを獲得。これを再びC・ロナウドが叩き込んで3点のセーフティーリードを得て、敵地カンプノウを悠々と制圧した。
一方のバルサはメッシが左足シュートでゴールを狙ったものの、元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンのセーブにあうなど全くゴールを揺らせないまま無得点に終わる完敗を喫した。
リーガ・エスパニョーラでもすでに今季4敗を喫しているバルサだが、CL自体はすでに決勝トーナメント進出を決めているなどまずまずの出来だった。しかし同紙によると聖地カンプノウでの敗戦は2012-13シーズンの準決勝バイエルン戦(0-3)以来、8季ぶりとなった。
7年以上の間「34勝4分けで38試合連続無敗」に次ぐのはバイエルンの29連続(1998年3月から2002年4月)であることを踏まえれば偉大な記録だが、C・ロナウドとユベントスに現状を思い知らされたという意味では、ロナルド・クーマン監督率いるチームにとっては大きな1敗と言えるかもしれない。