伊紙も長友へのPK判定に同情的 「触ってなかったが退場になった」と主審を断罪

ペリシッチの後方をカバーしたが…

 「トゥット・スポルト」紙も、長友に5点の評価となっている。

「サントンと異なり、確かにブルーノ・ペレスの肉弾戦に苦しんだが、抑え、制限していた。彼の前にペリシッチがいたので、あまり深くまで攻撃参加をしないように強いられた。代償として、ベロッティをつぶして、レッドカードを避けることができなかった。このPKは試合を決定した」

 対峙したブルーノ・ペレスの攻撃は阻止したと、長友は評価されている。前がかりになるペリシッチのカバーを後方で展開していたが、その代償としてベロッティに対するファウルになったという。ロベルト・マンチーニ監督も長友の退場に関するジャッジについて、「不条理で愚の骨頂」と憤怒していた。不運な判定の割を食った感もあるが、退場までのパフォーマンスには一定の評価を手にしていた。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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