シュツットガルトFW、無人ゴールへの“帰陣待ち”行為が波紋 「無礼」「傷に塩を塗る」
遠藤航の同僚FWワマンギトゥカ、無人のゴールにすぐに押し込まず、相手を待って得点
日本代表FW大迫勇也、同MF遠藤航も出場したブンデスリーガの一戦でのワンシーンが反響を呼んでいる。ボールカットして無人のゴールに迫ったが、すぐに流し込まず、相手の帰陣を待つ行為に「無礼?」「傷に塩を塗る別の手段」などと海外メディアは報じた。
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注目を集めているのは、現地時間6日に行われたブンデスリーガ第10節ブレーメン対シュツットガルト戦だ。
試合は前半30分にシュツットガルトがFWサイラス・ワマンギトゥカのPKで先制。その後スコアは動かず、シュツットガルトの1点リードで迎えた後半アディショナルタイムだった。
ブレーメンはトルコ代表DFエメル・トプラクとチェコ代表GKジリ・パブレンカの間で連携ミスが起こり、パブレンカがクリアしようとしたボールをシュツットガルトFWワマンギトゥカがかっさらう。この時点でペナルティーエリア内には1人だけで、流し込めばゴールの状況だったが、ワマンギトゥカは背後を見ながらゆっくりと進む。そして、ゴールライン際で止まると、GKパブレンカが戻ってきたところで、ようやくゴールに蹴り込んだ。
これを受け、ブレーメンFWダヴィー・ゼルケがワマンギトゥカに詰め寄る場面も。ワマンギトゥカには、反スポーツ的行為としてイエローカードが提示された。
英紙「ザ・サン」は「奇妙なゴール」とし、「ワマンギトゥカは、純粋にネットを揺らす代わりに、傷に塩を塗る別の手段を見つけた。無人のゴールに向かってカタツムリのようにスローペースでボールを転がし、立ち止まり、敵を挑発するように肩越しに相手を見た」と伝えた。また、英公共放送「BBC」も「素晴らしい? それとも無礼?」と動画付きでレポートしている。
しばらくは、ワマンギトゥカのゴールは議論を呼ぶことになるかもしれない。