神戸イニエスタ、「もう一つのリサイタル」に母国注目 「絶妙なコントロール」
ACL16強・上海上港戦、前半31分にペナルティーエリア内から華麗に先制ゴール
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、7日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)ラウンド16上海上港(中国)戦で貴重な先制点を決め、2-0の勝利に貢献した。母国メディアも「もう一つのリサイタル」と伝えている。
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ACL初出場の神戸は、グループステージ首位通過で今ラウンドに進出。上海上港との一戦でも、前半から優勢に試合を進めていく。すると前半31分、イニエスタが魅せる。MF山口蛍からの鋭い縦パスを受けたイニエスタが、ペナルティーエリア内でドリブルを開始。寄せてくるDFを巧みにかわし、最後は左足を振り抜くと、強烈なシュートは相手GKに当たりながらもゴールに吸い込まれていった。
貴重な先制点を得た神戸は、後半5分にもFW古橋亨梧のクロスからDF西大伍が追加点を記録。そのまま2-0で試合を締めくくり、ACL初出場ながら準々決勝に駒を進めることに成功した。
スペイン紙「AS」は、「イニエスタ:アジアチャンピオンズリーグのもう一つのリサイタル」と見出しを打ち、「絶妙なコントロールシュートで得点数を伸ばした」とACL2点目のゴールに着目している。
イニエスタは右足に違和感を覚え、後半23分で途中交代。状態が気に懸かるところだが、神戸はさらに上を目指すうえでは、36歳のマジシャンは不可欠だ。
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