堂安は「飛び抜けた存在だった」 1得点1アシストと躍動…同僚も称賛「違いを作れる選手」

同僚のDFアモス・ピーパーもMF堂安律(写真左)のプレーを高評価【写真:Getty Images】
同僚のDFアモス・ピーパーもMF堂安律(写真左)のプレーを高評価【写真:Getty Images】

マインツ戦での活躍を同僚DFピーパーが称賛 「素晴らしかった」

 日本代表MF堂安律は、現地時間5日のブンデスリーガ第10節マインツ戦(2-1)で1ゴール1アシストをマークしたが、チームメートからも称賛の声が上がっている。また、現地メディアでは、今夏オランダのPSVから期限付き移籍でビーレフェルトに加入した堂安の去就に注目する報道も出始めている。

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 マインツ戦で堂安は、前半21分にMFマヌエル・プリートの先制ゴールをアシストすると、同31分には左足で自らゴールをマーク。この日、チームの全得点に絡む活躍でリーグ戦7連敗中だったチームに久々の勝ち点3をもたらした。同選手のこの活躍について、ドイツ紙「ヴェストファーレン・ブラット」は「この日本人は、全体的に良いパフォーマンスを見せたビーレフェルトの選手たちの中でも飛び抜けた存在だった」と高く評価している。

 また、堂安は同僚からの確固たる信頼もすでに勝ち取っているようだ。

 ビーレフェルトのDFアモス・ピーパーは同紙で堂安について尋ねられると、「体は小さいけれど、とても安定感があるね。今日のゴールを決めた時のプレーも素晴らしかった。彼は自分のやるべきことをしっかりと見つけられるようになっていると思う。リツは違いを作れる選手だ」と堂安のプレーを称えるとともに、チームに不可欠な選手であるとの見方を明かした。

 堂安への評価が俄然高まるなか、同紙は同選手の去就について早くもチームの注目点として取り上げており、「ビーレフェルトが堂安を引き留められるのかという疑問がある。彼らは買い取りオプションの権利を持っている。これに加えて、PSVアイントホーフェンが堂安獲得のためにフローニンゲンに支払った1000万ユーロ弱(約12億円)の移籍金と同額の資金があれば、その可能性は現実味を帯びてくる」として、ビーレフェルト残留の可能性とそのために必要となる金額について言及している。

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