ソン・フンミン、年間ベストゴール級の“ゴラッソ”が反響拡大 「非常識」「とんでもない」
約25メートルの位置から右足を振り抜き、強烈なミドルシュートを突き刺す
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは、現地時間6日に行われたアーセナルとの「ノースロンドンダービー」(2-0)で今季10得点目となる先制ゴールを決めた。年間ベストゴール級のミドル弾への反響は止まず、海外ファンからは「とんでもないフィニッシュ」「レジェンド」など賛辞の声が相次いでいる。
ソン・フンミンの“ゴラッソ”が生まれたのは前半13分だった。トッテナムはイングランド代表FWハリー・ケインが左サイドを駆け上がるソン・フンミンへパスを送り、高速カウンターを発動。パスを受けた背番号7はそのまま中央へ持ち込むと、ペナルティーエリアの外、ゴールまで約25メートルの位置から右足を振り抜き、強烈なシュートをゴール右隅に突き刺した。
相手守備陣を無力化したこの強烈なミドル弾に対し、英メディア「スポーツ・バイブル」は「ソン・フンミンがトッテナム対アーセナル戦でゴール・オブ・ザ・シーズン候補の得点を決めた」との見出しを打ち報じれば、英衛星放送「スカイ・スポーツ」公式ツイッターも「韓国代表のフィニッシュは本当に衝撃的だ」とスポットライトを当てるなど、各メディアで大きく取り上げられた。
反響はさらに拡大し、米スポーツ専門局「NBCスポーツ」のサッカー専門ツイッターが動画付きで取り上げると、海外ファンからは「美しい」「とんでもないフィニッシュ」「レジェンド」「何回も繰り返して見てしまう」「これは素晴らしい」「ソン・フンミンはワールドクラスに認定された」「このゴールは非常識だ」「マジック!」などの声が寄せられた。
ソン・フンミンは、昨年12月に行われたプレミアリーグのバーンリー戦で“70mドリブル弾”を決め、同リーグの年間最優秀ゴール賞を受賞するとともに、今年のFIFAプスカシュ賞にもノミネート。今季もシーズン序盤から得点力の高さを示し、圧巻のゴールで特大なインパクトを残した。