「得点、アシストに失敗」 決定機逸のビジャレアル久保、リーガでの“沈黙”に海外言及

ビジャレアルの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】
ビジャレアルの日本代表MF久保建英【写真:Getty Images】

エルチェ戦で後半頭から出場するも、決定機を逃してチームもスコアレスドロー

 ビジャレアルの日本代表MF久保建英は、現地時間6日のリーガ・エスパニョーラ第12節エルチェ戦(0-0)で途中出場したが、決定機を相手GKの好セーブに阻まれるなど得点には絡めなかった。海外でも「久保はリーガ12試合で得点かアシストを記録することに失敗」と着目している。

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 ビジャレアルは右サイドハーフにナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼ、左サイドハーフにMFアレックス・バエナを置く布陣でスタートを切ったものの、前半は小気味いい攻撃を仕掛けることができなかった。そこでウナイ・エメリ監督は早めに動き、ハーフタイム後からチュクウェゼに代えて久保、バエナに代えてスペイン代表FWパコ・アルカセルの2枚替えを決断した。

 その中で久保は後半17分に右サイドで自ら仕掛けてペナルティーエリア内で倒れたものの、ファウル判定は下されず。その後もたびたび攻撃を仕掛けるなかで、最大の決定機が訪れたのは同28分だった。

 スペイン代表FWジェラール・モレノ、同MFダニエル・パレホと繋がったパスから久保が相手マーカーのチェックを受けながら、とっさの判断でトゥキック気味の左足シュートを放った。グラウンダーでゴール右隅をついたかに見えた一撃だったが、相手GKエドガー・バディアに弾かれ、今季リーグ戦初ゴールを阻まれると久保は悔しさをにじませた。

 データサイト「SofaScore」によれば、この日後半45分間でプレーした久保は、ボールタッチ27回。パス18本中17本成功(成功率94%)、キーパス4本、シュート1本、ドリブル3回中2回成功、地上戦デュエル4回中3回勝利、ポゼッションロスト5回の結果だったという。

 まずまずの存在感を示したとはいえ、またもリーガで結果を残せなかった久保に対し、データ分析会社「オプタ」公式ツイッターは、「タケフサ・クボはビジャレアルでのリーガ12試合で得点、アシストを記録することに失敗。ただし、そのうちスタメンは1試合しかない」と報じている。

 今季公式戦すべてに出場するも、リーグ戦ではトータル233分間しかプレーしていない久保。UEFAヨーロッパリーグでは結果が出ているとはいえ、目に見えた数字でさらにアピールしていきたいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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